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2022.09.27
環境を考える

驚きの速さで現在は違法となったHHCとは?その効果や規制された経緯について

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数年前から日本でもCBD製品が注目を集めていましたが、海外での流行を受けてHHCも話題になりましたね。
今この記事を読んでいる方の中には、HHCに興味を持って調べている方もいらっしゃるかと思いますが、HHCは日本では違法となっており、違反者には処罰が課せられます。

今回の記事では、HHCが違法となった法律や規制された経緯、実際にHHCを吸うとどうなるのかについてご紹介していきます。

HHCとは?日本では規制対象のため違法

2022年3月7日付厚生労働省の省令により、薬機法2条15項の「指定薬物」に指定。この省令は、2022年3月17日から施行されたため現在では、所持や使用に限らず、輸入、販売なども含め、全て違法になりました。

HHCの規制はスピード感がとても早く、かつての脱法ドラッグの状況と非常に類似したものでした。これは日本国内でもHHCが大流行してしまう前に、国としては規制を掛けたかったのではないかと推測されています。

HHCを吸うとどうなるのか?キマってしまうのか?

HHCを吸うと、3時間ほどハイな状態になると言われており、具体的には以下の症状が挙げられます。

  • 酩酊感
  • 高揚感
  • 全身の感覚が研ぎ澄まされる(聴覚、視覚など)

HHCに関しては取り扱われている研究があまりないため、効果についての主張は様々です。しかし、海外でのデータや専門家の見解では、危険性が訴えられており、ハイになってしまう以外にも身体に悪影響がある可能性は十分に考えられることでしょう。

CBD・THC・HHCとの違い


「」は、”Cannabidiol – カンナビジオール”の略称で、大麻の茎や種子から抽出される、数多くある成分のうちのひとつです。
精神へ与える影響や、中毒性がないことが証明されているため、日本では合法とされています。
またCBDは安全性の高い成分としても知られており、ストレスや痛みの緩和をはじめ、リラックス効果などが期待されています。

THC
「THC」は、 “tetrahydrocannabinol – テトラヒドロカンナビノール” の略称で、向精神作用があることから、日本を含め多くの国で違法とされているマリファナの成分です。

HHC
「HHC」は、 “Hexahydrocannabinol – ヘキサヒドロカンナビノール” の略称で、ヘンプの茎や種子から抽出される、数多くある成分のうちのひとつです。
かつては合法でしたが、現在では保健衛生上の危害が発生するおそれがあるとして違法薬物に指定されています。

THCとHHCに関しては、所持、使用、輸入、販売などすべてにおいて禁止されており、違反した場合は懲役や罰金などが課せられます。さらに心身へ悪影響も及ぼしますので、絶対に手を出してはいけません。

一方でCBDについては安全性が担保されており、日本国内でも様々な商品が販売されています。

過去の「脱法ハーブ」の事例からすると、HHCの規制緩和は望めない

今回は、所持しているだけでも違法となってしまうHHCについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

そもそもHHCは、現在では規制対象となっている薬物のため入手自体が難しいですが、違法であることはもちろん、心身に悪影響を及ぼす危険な成分ですので興味本位での摂取は絶対にやめましょう。

一方で合法とされているCBDは大手企業からも商品が販売されているほど、注目を集める安全性の高い成分です。

正しい知識を持ったうえで、CBDをはじめとした安全な製品を試し、心身ともに健康になりましょう。

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